看護師をされている方の中には、育児中の働き方や給料について考えてる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、私が経験した「育児中の働き方」と「育児中の給料の実態」をご紹介します。
目次
「育児中の働き方」と「育児中の給料の実態」
出産前に決断したこと
妊娠時、私は公立病院の常勤をしていました。
病棟は残業は週の半分くらいありましたが30分程度のことが多かったです。職場の雰囲気も悪くなかったのですが、はじめての育児へのチャレンジ。退職するという選択肢も考えました。
出産に向けて一旦退職し子供がある程度大きくなってから再就職するか、いまの職場のまま育児休業を取得するか、妊娠後に決断を迫られました。
育児休業
育児休業いわゆる育休ですが、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、給付金があります。育児休業給付金といって雇用保険から支払われるものになります。
育児休業給付金は上限がありますが、育休開始日から180日目までは月給の67%、181日目〜育休最終日までは育児休業が50%が支給されます。このお金は、出産前に退職してしまうと一切支払われません。
我が家は主人と共働きで、私が退職しても生活に困る訳ではありませんが、第一子ですし、いろいろ揃えなくてはならないベビーグッズもありましたので一切手当がなく貯金を切り崩す勇気はなく……
結局、私は退職ではなく育休を取得するという選択をしました。
いざ、職場復帰
出産を終え職場復帰が近づき、また新たな選択をしなければなりませんでした。それは復帰後の働き方です。
ワークライフバランスの重要性が叫ばれている今日、私の職場でも様々な働き方の選択ができました。
まずは、常勤フルタイムで復帰するという方法。この場合、出産前と変わらないシフトの仕事をこなし、出産前と変わらない給与が支払われます。
次に、育児短時間勤務という制度を使って非常勤のパートのように働く方法です。週に〇時間まで、週4日1日8時間や、週3日1日6時間など雇用者と相談し決めていきます。私の周りの子育て中の友人は、週3日1日8時間勤務をしていますが、やはりフルタイムと比べると給与は格段に下がります。
「旦那の扶養に入れちゃうわ、ハハハ」と嘆いておりました。しかし、週4日は子供と過ごせますし、自分の時間、家族の時間をしっかり確保することができます。
最後に、育児時間を取得する方法です。わたしの職場では、未就学児のいる家庭では1日最大2時間の育児時間を取得するすることができます。また、夜勤免除や早番遅番免除という制度もありました。
私の場合、子供が満1歳での復帰ということもあり、夜間まだ母乳を飲んでいて夜勤は厳しかったので夜勤免除をしていただき、前後1時間ずつ育児時間を取得することにしました。平日5日間、朝9:30から夕方16:15まで勤務します。常勤と同じ扱いのためボーナスも入りますし、有給取得も可能です。(あくまで私の職場での場合です)
そして、現在
育児時間を取得する時間は無休となります。私の場合は1日2時間無休となりますので、もちろん出産前に比べると給与は下がりました。また夜勤手当が入らない、残業がなくなったこともあり、その分も減ります。
出産前に比べると、私の場合10万円ほど手取りでの額は減りましたが、主人と共働きですし子供も小さいため生活に困ることはありません。ちょっとしたお小遣いや貯金もできます。
看護師の育児中の働き方の選択【育児中の給料の実態】~まとめ~
いかがでしたでしょうか?
私の場合、職場復帰後の給料は出産前に比べて減ってしまいました。
ですが、平日しっかり働き、土日は子供とたくさん遊ぶ。いまはこの働き方が私にとってベストな選択肢だったと思っています。
皆さんも、自分にとってベストな働き方を選んでくださいね。
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