看護師が次の病院へ転職するとしても、ブラック病院へは転職したくないですよね。
そう考えると、ブラック病院にはどういった特徴があるのか、どうやってブラック病院を見分けられるのかが大切になります。
なので、ブラック病院へ転職しないためにも、
今回は看護師がブラック病院の特徴・見分け方をご紹介します。
ブラック病院の特徴
1.サービス残業がある
ブラック病院の特徴の一つ目は、サービス残業があることです。
サービス残業とは、残業代の支払われない残業のことで病院によっては今でもみられます。
サービス残業があるのに、残業ナシといってる病院もあります。そのためサービス残業がある病院は、ブラック病院といえます。
2.希望休が取れない
ブラック病院の特徴の二つ目は、希望休が取れないことです。
希望休を取れることは、権利として認められています。ですが、人手不足などを理由に希望休や有休を取らせてもらえない病院もあります。
そのような人手不足などを改善するつもりのない病院は、ブラック病院といえます。
3.給料が低い
ブラック病院の特徴の三つ目は、給料が低いことです。
給料が低いことはもちろんですが、手当が少ない場合もブラック病院といえます。仕事に見合わない低い給料しか支払わない病院は、人間関係も悪くなることが多いため注意が必要です。
確認する際は、基本給だけでなく手当や残業代、ボーナスもチェックしてください。
4.産休・育休が取れない
ブラック病院の特徴の四つ目は、産休・育休が取れないことです。
ブラック病院の多くは、人手不足でギリギリの人員の場合が多いです。そのため、結婚や妊娠は迷惑がられ、産休・育休が取りにくいということがあります。
産休を取るくらいなら辞めてほしい、と言われることもあるため注意しましょう。
5.仕事量が多い
ブラック病院の特徴の五つ目は、仕事量が多いことです。
ブラック病院とは基本的に、待遇が悪く人手が足りません。そのため、必然的に仕事量が多くなってしまいます。
一人当たりの仕事量が多いと、アクシデントや医療事故につながるため、ブラック病院の大きな特徴といえます。
求人で分かるブラック病院の見分け方
1.常に求人が出ている
求人で分かる見分け方の一つが、常に求人が出ているかということです。
常に求人が出ているということは、常に人手が足りないということを意味しています。つまり、人の入れ替わりが激しく病院に問題がある場合が多いので、ブラック病院であることが多いです。
2.残業時間0と書いている
求人で分かる見分け方の一つが、残業時間が0と書かれているかということです。
残業時間が少ない病院の場合は、1~2時間と記載されていることが多いです。看護師の仕事で残業が全くないということは珍しく、0と書かれている場合はサービス残業があるかもしれません。
そのため、残業時間0と書かれている求人は要注意です。
3.アットホームを強調している
求人で分かる見分け方の一つが、アットホームな職場ですと書かれているかということです。
アットホームを強調している職場は、だいたいアットホームではありません。アットホームと書けば、応募がたくさん来るだろうという画策の場合が多いです。
そのため、アットホームという言葉に騙されないようにしましょう。
4.看護師の年齢がバラバラ
求人で分かる見分け方の一つが、看護師の年齢がバラバラということです。
看護師の年齢層は一見わかりませんが、求人や病院HPを見ると確認できる場合があります。年齢がバラバラということは、ベテランの看護師が覇権を握っている可能性があります。
そのため、新人が辞めやすく年齢がバラバラになっているといえますので、ブラック病院であることが多いです。
調べて分かるブラック病院を見分ける方法
1.離職率を調べる
ブラック病院の見分け方の一つに、離職率を調べるという方法があります。
離職率を調べると、どれだけ看護師が辞めたか一目瞭然のため、ブラック病院かどうかすぐに見分けることが可能です。
2.実際に病院に行ってみる
ブラック病院の見分け方の一つに、実際に病院に行ってみるという方法があります。
実際に患者として病院に行くことで、病院の雰囲気が分かるためブラック病院かどうか見分けやすいです。チェックするポイントは、匂いや清潔感・忙しさなどです。
3.働いている看護師に話を聞く
ブラック病院の見分け方の一つに、働いている看護師に話を聞くという方法があります。
看護師の伝手などを通じて、働いている看護師に実際に話を聞くことで、ブラック病院かどうか見分けることができます。この方法が、一番分かりやすく見分けることができるためおすすめです。
4.病院見学に行く
ブラック病院の見分け方の一つに、病院見学に行くという方法があります。
ブラック病院の場合、病院見学自体できなかったりするのでチェックしてみましょう。病院見学では、ナースステーションでの看護師の態度や忙しさ、整理整頓や患者への態度を見ることでブラック病院か見分けることができます。
5.インターネットで病院の評判を調べる
ブラック病院の見分け方の一つに、インターネットで病院の評判を調べるという方法があります。
昨今では、インターネットで病院を調べるとその病院の評判を見ることができるためおすすめです。実際に働いていた看護師の話を見れたりするため、ブラック病院か見分けたい場合はチェックしてみましょう。
転職するとき要注意!ブラック病院の見分け方~まとめ~
ブラック病院の特徴や見分け方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
就職や転職する場合は、この記事の見分け方を参考にブラック病院かどうかチェックしてみてくださいね。
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看護師の仕事って、働く環境・職場の人間関係などによって、働きやすさが変わりますよね。
また、自分の周囲の環境(出産・結婚など)によって、転職を決断する場合があります。
その際に、自分にとってより良い条件で転職したいですよね~。
私の看護師の友人は、知り合い経由で転職をしていたけど、条件面悪く、本人はその条件が良いのか悪いのかさえ気づいていなかった。
看護師の転職サイトも合わせて活用し、求人情報を客観視することが大切です。