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新人看護師が転職を決める理由
看護学校を卒業して、初めての社会人・新人看護師として就職したのはいいものの、働き始めて初めて分かる事も多いです。
例えば、新人看護師が転職を決意する理由として多いことが、職場の看護師同士の人間関係が悪かったり、患者さんとのコミュニケーションの取り方がわからずストレスを感じてしまうことなどが上げられます。
また、夜勤勤務などの不規則勤務を強いられるため勤務体制や労働環境が自分に合わなかったり、残業やハードな仕事内容についていけないなど様々な理由があります。
その他、自分自身の結婚や妊娠などの環境の変化で退職せざるを得ないという状況で転職を決める方もおられるようです。
新人看護師でも転職できる?
新人看護師の方でも転職活動はすることはできます。
働いている職場でストレスを感じて無理をするのではなく、自分に合った環境で憧れた看護師として働くことができます。
新人看護師で転職するメリットとデメリットをご紹介します。
新人看護師が転職する3つのメリット
- 新人看護師で転職するメリット1
自分に合った環境で働くことができれば、その後の自分の看護師としてのキャリアアップにつながりやすくなるということです。
無理をしながら合わない職場で働くより、自分に合った環境で働けることで看護師としての学びも多く、充実感を持って働くことができます。
- 新人看護師で転職するメリット2
転職先の施設でも新人として一から教育してくれるため、丁寧に指導してもらうことが期待できます。
3~4年働いた後に転職をしたとき、転職先の施設では即戦力として雇用されるため、ある程度の看護技術はできるとみなされることが多いです。そのため、新人で転職を決めることでその施設でみっちり基礎から仕込んでもらうことができます。
- 新人看護師で転職するメリット3
新人看護師で転職すると意外と転職が成功しやすいということです。
新人看護師は施設からすれば教育は必要になりますが、その施設の方針に従って素直に対応してくれやすいため、新人看護師の需要はどこの施設でも求められます。
新人看護師が転職する3つのデメリット
新人看護師の転職にはメリットもありますが、デメリットもあります。
- 新人看護師で転職するデメリット1
転職先の同僚の視線です。
1年目で転職をしてきたということは何かしらの理由があるのかと思われてしまうこともあり、最初にマイナスイメージを抱かれることもあります。
- 新人看護師で転職するデメリット2
転職先を選ぶときに制限されてしまうことです。
施設の条件として勤務〇年以上と指定されている施設もあるため、希望した施設への転職が難しくなってしまうこともあるかもしれません。
転職前に希望の施設がある時は希望施設の募集条件を調べておくといいかもしれません。
- 新人看護師で転職するデメリット3
転職を繰り返してしまうようになるかもしれません。
人間関係や職場環境の悪さが原因で転職をした場合、転職先の施設でも同じ環境になるとまたすぐに転職を考えてしまうようになる可能性があります。
転職することは悪いことではありませんが、転職を繰り返すことによって勤続年数が短くなるため本人に問題があるのではないかと疑われてしまう場合があります。
このような状況に陥らないためにも、転職は慎重に考えるようにしましょう。
新人看護師が転職を成功させる方法とコツ
新人看護師が転職を成功させるコツとして、1人で探すのではなく転職サイトなどに登録してプロのコンサルタントの方と相談しながら転職先を決めていくことが大切です。
コンサルタントは施設の内部情報を知っていることもあるため、人間関係や職場の雰囲気を教えてもらうこともできます。
自分1人で転職を悩むのではなく、プロの方と相談しながら決めていくようにしましょう。
また、自分の目で転職先の施設を見学することが大切です。
転職に失敗しないためにも、転職前にしっかりと自分で職場の雰囲気をつかんでおくようにしましょう。見学に行くことで転職後に人間関係や環境に悩むことも少なくなります。
新人看護師が転職を成功させるために最も重要なこと
新人看護師として成長させてくれる教育体制がしっかりとしている施設を選ぶことです。
新人看護師の時期は学ぶことが多く、とても大切な時期です。
その後看護師として働いていく中で、自分がどのような専門知識を身につけたいのかという目標を定めることができる時期なので、教育体制がしっかりしている施設を選んで、自分のスキルアップにつながるような施設を選びましょう。
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看護師の仕事って、働く環境・職場の人間関係などによって、働きやすさが変わりますよね。
また、自分の周囲の環境(出産・結婚など)によって、転職を決断する場合があります。
その際に、自分にとってより良い条件で転職したいですよね~。
私の看護師の友人は、知り合い経由で転職をしていたけど、条件面悪く、本人はその条件が良いのか悪いのかさえ気づいていなかった。
看護師の転職サイトも合わせて活用し、求人情報を客観視することが大切です。