看護師の給料アップ・4つの方法とは！？

1 ・看護師の平均年収はいくら？
2 ・看護師の給料アップ・4つの方法

・看護師の平均年収はいくら？

看護師の資格を取得した後、何気なく看護師として就職し働いている看護師さんもおられると思いますが、看護師の基本年収や基本月収の平均が大体いくらか知っていますか？

勤務地や勤務施設・勤務形態などによってもそれぞれ異なりますが、看護師の平均年収は正看護師が約478,3万円、平均月収は約35万円。准看護師が約394,8万円、平均月収28万円です。そのうちボーナスは約70～90万円、基本給は25万円前後になっています。

※ナースではたらこの公式HPより抜粋

あくまで平均値なので、現在働いている環境と比較して、収入に増減があると思いますが、あなた自身の年収と比較してどうだったでしょうか。地域によってもかなり差があります。今の収入に満足していない看護師さんもいると思いますが、どうしたら自分の年収を上げることができるのかご紹介します。

・看護師の給料アップ・4つの方法

看護師の給料を上げるには4つの方法がありますので順を追ってご説明しますね。

１．施設の違い

1つ目は勤務する施設による基本給の違いです。基本給は施設によって大きく異なります。例えば勤務先の施設の経営母体が国公立か私立か個人経営なのかがまずポイントになります。経営母体の違いは基本給に大きく関わってくるため、しっかりと確認しておくようにしましょう。さらに、施設によって基本給が上がっていく年功序列制なのか、基本給は比較的に安く資格や能力、夜勤などの手当てが充実しているのかなどの違いもあるため確認しましょう。

基本給が比較的良い施設は、都市部の私大病院です。しかし、勤務が多忙でもあるため給料を重視するのかプライベートを重視するのか転職前に自分で優先順位をしっかり決めて転職先を探すようにしましょう。

２．看護師の専門資格の取得

2つ目は看護師の専門資格を取得することです。認定看護師や専門看護師の資格は資格手当がつくと給与アップにつながります。これらの資格を取得するまでには時間がかかってしまいますが、自分の看護師としてのスキルアップにもつながるため、興味がある看護師さんはチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

しかし、働きながら資格を取得することはなかなか時間的な問題で困難であるため、施設側の協力が必要になってきます。スキルアップを目指せる職場なのかを見極めるようにしましょう。

資格取得後は認定看護師や専門看護師の資格に手当てがいくらつくのかは施設によって異なります。数千円のところもあれば数万円付くところもあるため、どれくらい給与アップにつながるか施設の給与形態を確認するようにしましょう。

３．管理職への昇格

3つ目は管理職へ昇格することです。認定看護師や専門看護師の資格の取得は管理職への昇進へもつながり、基本給の大幅アップになります。管理職の席は少ないため、タイミングなどが重要になり昇格のチャンスも少なく、経験年数や実績が必要になってきますが、チャンスがあれば是非チャレンジしてみましょう。

看護師の管理職の求人は非公開で募集されている場合が多いため、紹介会社やコンサルタントに相談して紹介してもらうようにすると自分の望む職場が見つかりやすくなると思います。

４．夜勤手当が多い勤務先

４つ目は夜勤手当などの手当てが多い勤務先を探すことです。先ほど記載させて頂いた内容の通り、基本給や手当は施設によって大きく異なります。看護師の不規則な勤務体制で大半を占める手当は夜勤手当です。夜勤を中心として働く勤務形態を選んだり、1度の夜勤手当が良い施設を選ぶことで収入アップにつながります。

また、施設によって、夜勤手当だけでなく夜勤は賃金割増になる施設や、夜勤回数が多い看護師に手当てが付く施設、夜勤専従看護師に手当てが付く施設など様々な給与形態があります。給与アップにつなげるために、自分に合った勤務形態を選ぶようにしましょう。

給料アップ・年収アップにつなげるためには基本給が良い施設を選ぶことも1つのポイントとなりますが、基本給があまりよくなくても、夜勤や資格の手当てが良く、総合的に判断すると給与アップにつながる施設もあります。また、ボーナスの倍率なども確認して、様々な面から事前に確認しましょう。

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