クリニックに転職を考えていても、クリニックではどういう仕事をするのかと思っている人も多いですよね。
今回は、クリニックでの仕事内容や転職するメリット・デメリットを紹介しますので、ぜひ参考にして転職を考えてみてくださいね。
看護師がクリニックで働く仕事内容
1.問診・受付
クリニックの仕事内容の一つが、問診・受付です。
患者が来院するとまず看護師が受付します。これは、病棟勤務では行うことのない業務の一つですが、多くのクリニックで行うことがあるので注意が必要です。また、問診も診察前に看護師が行います。
2.バイタルサインの測定
クリニックの仕事内容の一つが、バイタルサインの測定です。
バイタルサインの測定は、病棟勤務と同様看護師が行います。問診を行いながらバイタルサインの測定を事前に行うことが、クリニックでの業務の一つになります。
3.診察の補助
クリニックの仕事内容の一つが、診察の補助です。
患者が診察を受ける際、説明を補足したり患者の身体を支えたりと診察の補助を行います。クリニックの診療科目によって診察の補助内容は異なるため、転職する場合は事前に予習が必要です。
4.採血
クリニックの仕事内容の一つが、採血です。
こちらも病棟勤務同様に看護師が行います。大学病院に勤務していた場合は、医者が採血を行っていることも多いです。そのため、経験のない看護師は事前に練習が必要です。クリニックの看護師は、必要に応じて採血を行うことを覚えておきましょう。
5.点滴
クリニックの仕事内容の一つが、点滴です。
点滴といっても、ルート確保から指示された投薬まで一連の動作を行います。さらにクリニックの診療科によっては高齢者から子供まで様々な年齢の患者が来るため熟練度が必要です。
6.検査の実施・補助
クリニックの仕事内容の一つが、検査の実施・補助です。
規模の大きい病院であれば検査技師などが行う検査も、クリニックでは看護師が行うことになります。心電図検査やレントゲン撮影の補助などを行う場合も多いため、ある程度の知識を持っておくことが必要です。クリニックで働く場合は検査の知識も求められることを覚えておきましょう。
7.クリニックの清掃
クリニックの仕事内容の一つが、クリニックの清掃です。
本来看護師が行うことの少ない病院内の清掃ですが、スタッフの少ないクリニックでは看護師が行います。朝まず掃除をする、という流れのクリニックは多く重要な業務の一つといえます。
8.雑務
クリニックの仕事内容の一つが、雑務です。
雑務といっても様々で、書類の整理からシーツ類の洗濯まで看護師が行うクリニックもあります。クリニックで働く場合は、看護業務だけでなく様々な雑務も行うということを知っておいてくださいね。
看護師がクリニックに転職するメリット
1.土日祝が休み
クリニックに転職するメリット一つ目は、土日祝が休みということです。
病棟勤務をしていると、休みはシフト制のためなかなか土日は休めません。そのため、結婚したり子供を産んだりした後はクリニックで働く看護師が多くなります。
生活リズムを正せるため、クリニック勤務の大きなメリットの一つです。
2.定時で帰ることができる
クリニックに転職するメリット二つ目は、定時で帰ることができることです。
病棟勤務では、急変や急患などで残業が発生することも珍しくありませんよね。ですがクリニックは診察時間が決まっているため、ほとんどの場合定時で帰ることができます。
そのため、仕事後のプライベートを充実させたい看護師にとってはメリットといえます。
3.夜勤がない
クリニックに転職するメリット三つ目は、夜勤がないということです。
病棟勤務では当たり前の夜勤も、クリニック勤務ではありません。
そのため、生活リズムを崩すことなくワークライフバランスを保つことができます。
4.重症患者がいないのでメンタル面が楽
クリニックに転職するメリット四つ目は、メンタル面が楽であるということです。
クリニックに来る患者の多くが重症になる前の患者です。重症であっても、大きな病院へ紹介するため対応する必要がなくメンタル面が楽になります。
そのため、急変や重症患者に疲れた看護師はゆっくり働けるためメリットといえます。
看護師がクリニックに転職するデメリット
1.キャリアが途絶える
クリニックに転職するデメリット一つ目は、キャリアが途絶えるということです。
大学病院や大規模な病院で実務経験を積んだ後、クリニックに転職するとなるとキャリアが途絶えることになってしまいます。
クリニックに転職した後にまた病棟へ、と思ってもほとんど新人のような扱いになるため大きなデメリットといえます。
2.休みにくい
クリニックに転職するデメリット二つ目は、休みにくいということです。
土日祝が休みの代わりに、その他の平日での休みは取りにくい場合が多いです。
そのため、平日に休みを取りたい場合にはデメリットといえます。
3.人間関係が複雑になりやすい
クリニックに転職するデメリット三つ目は、人間関係が複雑になりやすいということです。
クリニックはスタッフが少なく、入れ替わりも少ないため固定されたメンバーで働くことになります。そのため、その中で起こった人間関係の問題は解決されにくく複雑になりやすいです。
煩わしい人間関係が嫌だ、という人にとてはデメリットといえます。
4.業務内容・業務量が多い
クリニックに転職するデメリット四つ目は、業務内容・業務量が多いということです。
スタッフの人数が少ないため、必然的に業務内容も量も多くなってしまいます。
様々な業務を覚える必要があるため、看護業務だけを行いたいと思っている人にとってはデメリットといえます。
看護師のクリニックでの仕事内容と転職するメリット・デメリット~まとめ~
クリニックでの仕事内容や、転職するメリット・デメリットを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
クリニックに転職を考えていても、どういう仕事内容なのかと思っている人も多いですよね。
ぜひこの記事のメリット・デメリットを参考に転職を考えてみてくださいね。
人気の看護師の求人・転職サイトのランキングはコチラ
あわせて読みたい記事一覧
看護師の仕事って、働く環境・職場の人間関係などによって、働きやすさが変わりますよね。
また、自分の周囲の環境(出産・結婚など)によって、転職を決断する場合があります。
その際に、自分にとってより良い条件で転職したいですよね~。
私の看護師の友人は、知り合い経由で転職をしていたけど、条件面悪く、本人はその条件が良いのか悪いのかさえ気づいていなかった。
看護師の転職サイトも合わせて活用し、求人情報を客観視することが大切です。