イベントナースとは、コンサートやライブ・花火大会といったイベントで、傷病者の手当や看護師の業務を行う看護師を指します。
こちらの記事では、イベントナースの具体的な仕事内容とイベントナースをやるために必要なことを紹介しています。イベントナースをやってみたいけどわからないという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
イベントナースの仕事内容
打ち合わせ
イベントナースの仕事内容一つ目は、打ち合わせです。
イベントナースは、イベント前に主催者側と打ち合わせを行います。当日の動きや対応について打ち合わせしていく重要な仕事の一つです。
傷病者の手当
イベントナースの仕事内容二つ目は、傷病者の手当です。
傷病者の手当は、イベントナースの仕事の中心になります。イベント中に体調不良になった人や怪我をした人に対して、手当を行ったり受診を行うべきか判断したりする仕事です。基本的に看護師は一人のため、判断力や対応能力が求められる仕事になります。
看護日誌の記載
イベントナースの仕事内容三つ目は、看護日誌の記載です。
手当した傷病者の看護日誌を記載していきます。この記録は、重要な記録になるため手順に沿って記入していきましょう。誤った記載は病院のカルテと同じように、責任問題になってくるため適切な記載が必要です。
救護室での待機
イベントナースの仕事内容四つ目は、救護室での待機です。
イベントナースは、傷病者がでなければすることはありません。そのため、大部分は救護室での待機になります。しかしいつ傷病者が出るか分からないため、いつでも対応できる心構えが必要です。
イベントナースをするメリット
給料がいい場合が多い
イベントナースをするメリット一つ目は、給料がいい場合が多いということです。
イベントナースは単発のバイトでの募集が多い仕事になります。その際支払われる給料は、普通の看護師のバイトより給料がいい場合が多いです。そのため、仕事の息抜きや臨時収入が欲しい時には嬉しいメリットになります。
傷病者が出なければ何もしなくていい
イベントナースをするメリット二つ目は、傷病者が出なければ何もしなくていいということです。
イベントナースの仕事は、傷病者の対応です。そのため、傷病者が出なければ基本的にはすることがありません。忙しい仕事はしたくない、という人にはメリットといえます。しかし傷病者いつ来るか分からないため、いつでも対応できるように準備が必要です。
特別感がある
イベントナースをするメリット三つ目は、特別感があるということです。
イベントナースは文字通り、イベントの救護室での仕事になります。イベントはコンサートなど普段体験しないようなイベントが多いです。そのため、イベントでの仕事は特別感を感じることができます。非日常を感じたい方にはおすすめの仕事です。
イベントナースをするデメリット
単発の仕事しかない
イベントナースをするデメリット一つ目は、単発の仕事しかないということです。
イベントナースは単発での派遣やバイトの仕事でしかありません。そのため、継続して仕事をしたい人やイベントナースで生計を立てようと思っている人には不向きの仕事です。イベントナースは、あくまでバイトや普段の仕事の合間で行うのに向いている仕事といえます。
未経験だと難しい
イベントナースをするデメリット二つ目は、未経験だと難しいということです。
イベントナースの仕事で看護師は一人しかいないことがほとんどです。そのため看護師の経験がない、経験が浅い看護師には判断ができず難しい仕事になります。最悪の場合人の命にかかわりかねない仕事のため、看護師として判断・対応できる人材が求められます。
判断力を求められる
イベントナースをするデメリット三つ目は、判断力が求められるということです。
イベント会場に医療従事者は看護師一人しかいない、というイベントがほとんどです。そのため傷病者が出た場合は、適切な判断や対応を行わなければなりません。優柔不断で判断に時間がかかったり、適切な判断ができなかったりする人には不向きの仕事といえます。
イベントナースをするために必要なこと
臨機応変な対応
イベントナースをするために必要なこと一つ目は、臨機応変な対応です。
イベント会場の救護室は、基本的な応急手当の道具はそろっていますが病院ではありません。そのため傷病者が出た場合、その場にあるもので臨機応変に対応する技術が必要になります。また、傷病者やその家族、受診する場合は受診する医療機関ごとに対応しなければいけないため、臨機応変な対応は必要なものの一つといえます。
危機意識
イベントナースをするために必要なこと二つ目は、危機意識です。
イベントナースをしていると、その高揚感や特別感から危機意識が薄れてしまうことがあります。危機意識が薄れてしまうと、いざ傷病者が出た場合に適切な対応ができません。そのためイベントナースをする場合、危機意識を常に持っていることが必要になります。
イベントナースの仕事内容は?イベントナースをするために必要なこととは~まとめ~
イベントナースの仕事内容とイベントナースをするために必要なことを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
イベントナースの仕事について少しは知っていただけたと思います。今後イベントナースをやってみたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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