面接っていつでも緊張するものですよね!?私も転職活動をする度に苦手意識を持っていました。しかし、面接時に準備するべきことは決まっています。要点を抑えて、本番に向けて頭を整理してみてください。
目次
1.面接の準備をしっかりする
看護師の転職試験には筆記試験や面接試験を受けなければいけないところがあります。その中でも、面接試験は何度受けても緊張してしまうため、事前に聞かれると予測される質問に対して自分なりの回答を用意しておくという事前準備が大切になってきます。
また、看護師の転職の面接試験は新卒の面接試験よりも少しハードルが高くなるため、新卒の時のように『頑張ります』などと言った心意気だけでは合格することは難しくなってきます。だからと言って、事前準備をしっかりしておけばクリアできる試験のため、難しく考えすぎることもありません。
面接の事前準備で大切な事
1.転職理由の明確化
事前準備としてとても大切なことは転職理由を明確にすることです。スキルアップなどで転職を考える看護師さんはそのまま面接試験で理由を回答できますが、出産や病気など転職理由がやむを得ない場合や職場に不満があり転職を決意した場合などはそのまま転職理由を伝えてしまうと面接官にネガティブな印象を与えてしまうこともあるため、ポジティブな言い回しにする必要があります。
2.転職先の病院・施設に決めた理由
なぜ転職をこの施設に決めたのかを明確にします。自分で転職先に求める条件を書き出して、その条件を踏まえながら面接時に志望動機を説明すると自分の思いだけでなく、転職先の病院の利点と自分の志す看護師というものを繋げて回答できるため面接試験で良い印象を残せます。
3.看護師としてのスキル・経験・実績の整理
自己PRとして自分が看護師として今まで働いてきた実績や経験してきたことなどを書き出してみましょう。応募書類に書いた志望動機やスキルなどもより深く質問をされる場合もあるため、応募書類はコピーして自分用に取っておくようにして下さい。
また、転職する看護師で注意することは勉強したいや一生懸命頑張りますなどの漠然とした回答ではなく、今まで自分が看護師として働いてきた実際のエピソードや研修や学会発表などがあれば成果なども一緒に回答できると具体性が増し好印象を与えることができます。
2.面接のとき必ず聞かれる質問
面接試験の準備をするとき聞かれると思われる質問をいくつか自分で考えて、その回答を作るという方法を取る看護師さんが多いと思います。そこで、具体的に看護師が転職をするときに面接でどのような質問が聞かれやすいのかご紹介します。
面接時に必ず聞かれる質問例
- 「なぜ退職したのか」
- 「なぜ転職をしたいのか」
- 「転職先になぜこの施設を選んだのか」
転職を決めた理由がネガティブな理由でもポジティブな理由でも面接官にマイナスイメージを与えないように回答する必要があります。そのために、まず転職を決意した理由、転職先にこの施設を選んだ理由を書き出し、まとめ、自分の言葉でプラス思考に捉えられるように伝えられるようにしましょう。
また、退職理由が子育てのためや以前の施設が自分に合わず体調を崩してしまった場合などのマイナスなイメージとして捉えられやすい事項についても、退職を余儀なくされた理由を整理して話し、現在は問題なく働けるということをしっかり伝えるようにしましょう。
看護師として転職する際は「看護師としての実績や実務経験」「あなたの看護観」など新卒採用時の面接試験では聞かれなかった少しステップアップした質問をされることがあります。転職する前に看護師として働いていた経験があるため、前の職場で看護師としてどのように働いていたか、実際の具体的なエピソードを聞かれたり、看護師として働いたうえで自分自身の持つ看護師像を聞かれることがあるので、自分の中での看護師とは何かを具体例を交えながら説明できるように準備しましょう。
他にも、「自分の長所や短所をPR」など自分自身に関わる質問も面接試験ではよく聞かれます。自分の長所を看護師として働いていくうえでどのように活かすことができるのか、また短所はどのように克服していけるのかなど、単に長所・短所を答えるだけでなく、一歩踏み込んだところまで考えておきましょう。
看護師は多忙な業務内容や不規則な勤務から自分自身がどのように息抜きするかなど休日の過ごし方なども聞かれることがあります。これまで自分が看護師として働いてきて、行ってきたリラックス方法を簡潔に説明できるようにしておきましょう。
あわせて読みたい記事一覧
看護師の仕事って、働く環境・職場の人間関係などによって、働きやすさが変わりますよね。
また、自分の周囲の環境(出産・結婚など)によって、転職を決断する場合があります。
その際に、自分にとってより良い条件で転職したいですよね~。
私の看護師の友人は、知り合い経由で転職をしていたけど、条件面悪く、本人はその条件が良いのか悪いのかさえ気づいていなかった。
看護師の転職サイトも合わせて活用し、求人情報を客観視することが大切です。